その他

ピーナツは赤ちゃんはいつから?離乳食の進め方とアレルギー対策は?

離乳食時期を迎えた赤ちゃんにピーナツをあげていいのはいつぐらいからなのでしょうか。
ピーナツバターなら甘いしパンに塗って食べさせやすいしよさそう!とおもうかもしれませんが、ちょっと待ってください!
離乳食を進めるにあたって、ピーナツは慎重にやらなければいけない食材の一つです。
この記事では、赤ちゃんにはいつからピーナツをあげていいのか、また心配なアレルギーについて、対策を紹介します。

ピーナツを赤ちゃんにあげるのはいつから?誤飲はしない?

お菓子やおつまみに食べることも多いピーナツですが、離乳食が始まった赤ちゃんにはいつからあげてもいいのでしょうか。

まだたくさんの食材を食べたことのない離乳食時期の赤ちゃんは、どんな食材でアレルギー反応が起きるかわかりません。

ピーナツは「アレルギー表示義務7品目」に含まれていて、アレルギーの原因になる食材のひとつなので注意しなければいけません。

落花生(ピーナツ)は、離乳食期に無理してあげなくても良い食材です。

あげるなら1歳を過ぎてから、しっかり潰してペースト状にしたものを少量だけ野菜やおかゆに混ぜたりしてあげてみましょう。ピーナツバターを使うのもおすすめです。

アレルギー表示義務7品目とは?!

赤ちゃんに与えるときは特に注意が必要なその他のアレルギー表示義務のある6品目をご紹介します。

卵アレルギーは皆さん知っていますよね。

離乳食時期に卵をあげるなら、生後7~8カ月になってから、まずはしっかり火を通した黄身だけを食べさせてあげましょう。

アレルギー反応が出やすいのは白身の方なので、全卵を与えるのは生後9カ月以降で。

生後7~8カ月頃から、必ず加熱した牛乳を少量だけホワイトソースなどの調理に使ったり、スプーンで少しずつ飲ませてみましょう。

チーズやヨーグルトも最初は控えて、大丈夫そうだったらあげるようにしましょう。

小麦

小麦製品も、生後7~8カ月頃から。

パンやうどん、パスタなどを細かく刻んで、ほんの少しずつから試してみましょう。

甲殻類(エビやカニ)

エビやカニは、アレルギーが出やすく、まだまだ消化機能が未発達の赤ちゃんには負担の大きな食材です。離乳食期は避けたほうが安心です。

しっかり火を通したものを1歳半以降にあげるのが安心です。生ものは避けてください。

そば

一見、食べさせやすそうに思いますがそばアレルギーはアレルギーの中でも恐いもので、呼吸困難や意識障害などの重篤な症状が出る危険性があります。

食べさせるのであれば1歳を過ぎてから、しっかり茹でたそばを少しだけ食べさせてみることから始めてください。

アレルギー症状が重症化するとアナフィラキシーショックも…

これらの食材を無理に与えてしまいアレルギー症状が重症化すると、アナフィラキシーショックを引き起こす恐れがあります。

アナフィラキシーショックとは、アレルゲンが原因で全身にじんましんが出たり、咳や喘鳴が生じたりします。また、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛が生じることもあります。

さらに、口腔粘膜が腫れて気道が狭くなり呼吸困難を生じることもあります。全身の血圧や意識状態も低下し、最悪の場合死に至ることもあります。

アレルギーがない人にとってはピンと来ないかもしれませんが、万が一アレルギー症状が出てしまうと最悪の場合命にかかわるのでとても怖いのです。

離乳食でピーナツの進め方は?

ピーナツは上記の7品目のうち、そばと同様アレルギー症状が重症化しやすい食材であるため、1歳未満で与えるのは控えた方が良いです。

まだ月齢の低いうちに無理矢理あげる必要はありません。
与えるときは1歳を過ぎてから、必ずペースト状にしてください。

1粒そのままあげるのは危険。
アレルギーだけでなく歯が生えそろっていなく噛む力も未熟なために誤飲して窒息事故を起こすことがあります。

離乳食期の食事は、アレルギーに注意するだけでなく赤ちゃんが食べやすい硬さ・大きさにしてあげることが大切です。

アレルギーを起こす可能性の高い食材は、病院が必ずやっている平日の午前中、赤ちゃんの体調の良い日に食べさせるようにしましょう。

最初は少量から始めて、様子を見ながら日に日に少しずつ量を増やしながら食べさせてみてください。

アレルギーが出るのは、食べてから30分から2時間以内です。
その時間は自宅で様子を見るようにしましょう。


ピーナッツで赤ちゃんのアレルギーって?対策は?

先ほどピーナツは1歳以降でと説明しましたが、実はピーナツのアレルギー対策として月齢の低いうちから食べさせることが大切であるとアメリカの研究で発表されています。

具体的には、生後11ヶ月以前の小さい赤ちゃんの離乳食に少量のピーナッツバターを定期的に食べさせたところ、5歳を迎えてからのアレルギー発症リスクが「80%以上」も減ったことがわかりました。

さらに1歳以上の子供たちにも同様の実験を行なってみると、まったく摂取していない子どもと比較したところアレルギーの発症率が約75%減少したという結果が出たそうです。

でも1歳過ぎてからあげた方が良いんじゃないの?とおもうかもしれません。

月齢の低いうちからあげて、耐性をつけるのも、1歳を過ぎてある程度いろんな食材に慣れてからあげるのもどちらも間違ってはいません。

国によっても離乳食の進め方は全然違います。どっちの方が良いとかはないのです。

アレルギーが気になるとしても、食べさせないことにはわからないので心配な人はかかりつけの小児科の先生とよく相談して進めるのが1番良いでしょう。

まとめ

離乳食が始まると、心配なのがアレルギーのこと。ピーナツは、アレルギー症状の出る食材なので食べさせるときは慎重に与えましょう。

ただしあげるときは必ずペースト状にしてあげること。私たち大人にとっては小さなピーナツでも、赤ちゃんの器官には大きすぎるため窒息の恐れがあります。

アレルギー症状は、たとえ軽いものでも親にとっては心配でたまらないもの。

赤ちゃんが小さいうちからあげて慣れさせていくのか、1歳まで待ってから少しずつ与えていくのか、どう進めていくか悩むときはかかりつけの小児科の先生とよく相談して決めるようにしましょう。