美味しいポテトサラダが作りたいのに、いつも水っぽくなってしまうのには原因があります。ポイントさえ押さえれば、ホクホクのポテトサラダが作れるようになりますよ!
ここではポテトサラダが水っぽい原因やベチャベチャにならない方法、また水っぽくなってしまった時のリメイク法をご紹介します。
Contents
ポテトサラダが水っぽいのはなぜ?
ポテトサラダが水っぽい、ということは余分な水分が多いということです。ではどの工程で水分を減らすことができるでしょうか?
ポイントは4つあります。
- じゃがいもの種類は何を使う?
- じゃがいもはどのように火を入れる?
- その他に入れる野菜の水分は?
- 調味料を入れるタイミングはいつ?
次に作り方と一緒にポイントをお話しします。
ポテトサラダがベチャベチャにならない方法は?
ベチャベチャにならないポテトサラダを作るには、いつもより少し手間をかけてみましょう。面倒に感じるかもしれませんが、グンと美味しくなりますよ!
じゃがいもの種類は何を使う?
どのじゃがいもでもポテトサラダは作れますが、水っぽいと感じるのならばじゃがいもはホクホクするタイプのものを選ぶと失敗しにくいです。
スーパーでよく見かける「男爵」はホクホクタイプの代表ですよね。その他にも「きたあかり」や「アンデスレッド」などがおすすめです。
じゃがいもはどのように火を入れる?
ポテトサラダを作るのに、まずじゃがいもに火を入れますが、どうやったら水っぽくならないでしょうか?
じゃがいもを蒸し器で丸ごと蒸す!
1つは蒸し器で丸ごと蒸してしまう方法です。これなら水に入れることもないので、水っぽくなりにくいですよね。
串が中までスッと入るくらいまで蒸しあげて、熱いうちにペーパータオルなどで持ちながら皮をむいていきます。
丸ごと蒸すことで栄養も旨味も閉じ込めたまま軟らかくすることができます。
じゃがいもを茹でてから水分を飛ばす
もう一つは茹でてから水分をとばす方法です。
3㎝角位にじゃがいもの皮をむいてから切って茹でます。軟らかくなったらお湯を捨てて、鍋を揺すりながら水分をとばしていきます。
粉ふきいもを作る要領で水分をとばしていくと、旨味が凝縮します。じゃがいもは小さく切ると水っぽくなるので、ある程度の大きさで茹でてください。
また茹でる時は少しだけ食塩を入れてみてください。下味もついてじゃがいも自体が美味しくなりますよ。
その他に入れる野菜の水分は?
一般的にはきゅうり、玉ねぎなどを入れることが多いですよね。じゃがいもに火を入れている間にこれらの水分も減らしておきましょう。
きゅうり、玉ねぎとも適当な大きさで薄切りにして食塩をかけて、10分程度置いておきます。すると水分が出てきますので、ぎゅっと絞って使います。
その他にゆで卵やハムなどを入れるようであれば、殻をむいたり、切っておきましょう。
調味料を入れるタイミングはいつ?
- じゃがいもに火が入って熱々の時
- じゃがいもが冷めてから
1回目はじゃがいもに火が入って熱々の時です。熱いうちにお酢や食塩、こしょうを入れて混ぜておきます。
じゃがいもは冷めると味が入りにくいので、先にある程度の下味をつけておくと後でたくさんの調味料を入れなくても美味しくできます。
2回目はじゃがいもが冷めてからです。マヨネーズは熱いうちに入れると分離しやすく、油っぽくなるので、必ず冷めてから入れます。
そして一緒に水分を絞った野菜と、ゆで卵、ハムなども入れます。味見をして物足りなければ、マヨネーズ、食塩、砂糖などを加えてください。
お好みでマスタードを入れると美味しいですよ。
ポテトサラダが水っぽい時のリメイク法は?
せっかく作ったポテトサラダが水っぽくてイマイチ…でも大丈夫です!違う形にして美味しく食べましょう。
簡単なのはポテトグラタンです。
- ポテトサラダを耐熱皿に入れて、温めます。
- その上にとろけるチーズをたっぷりかけます。
- オーブントースターなどでこんがり焼き目が付くまで焼いてできあがり。
食パンにのせて同じように焼けば、朝食にピッタリです。じゃがいもは食べ応えもあり、腹持ちもいいのでお出かけ前にはおすすめですよ。
メインで食卓に並べるならポテトサラダで肉巻きコロッケもおすすめです。
- ポテトサラダにとろけるチーズを適量混ぜて、4㎝くらいの棒状に形を作ります。
- ①のポテトサラダを薄切りの豚肉で巻いていきます。
- 薄力粉、溶き卵、パン粉を付けて、170℃の油で揚げてできあがり。
こちらは満足感のある1品になります。ポテトサラダが軟らかすぎて巻きにくい時は、薄力粉を少しずつ足して固さを調節します。
薄力粉を入れたらポテトサラダにもよく火を通して食べてくださいね。
その他にも春巻きの皮に包んで揚げたり、油揚げに入れて焼いたりすると外がカリッと、中がトローリで食感も楽しく食べることができます。
まとめ
ポテトサラダは余分な水分が多いと水っぽくなってしまいます。ですから水分を減らせるように4つのポイントを思い出し、作ってみてください。
それでも水っぽくなってしまった時はリメイクして違う料理として食卓にならべてみましょう。意外にもリメイクをするために多めにポテトサラダを作る人も少なくないようですよ。
人気のポテトサラダは形が変わっても美味しく食べることができます。ぜひ諦めずにホクホクのポテトサラダを目指してみてくださいね。