柔らかくふっくらとしていて、肉汁がたっぷりと閉じ込められたハンバーグってとっても美味しいですよね♪そんな大人も子供も大好きなハンバーグを作るときに欠かせないものがパン粉です。どのレシピにも大抵書いてあるのを見かけます。
だけど、パン粉はなぜ入れるのでしょうか?ここではハンバーグにパン粉はなぜ入れる?量やない時の代用品をご紹介します!
Contents
ハンバーグにパン粉を入れるのはなぜ?
実はパン粉はハンバーグをおいしくする役目を果たしています。その役目を説明していきますね。
- つなぎ
- かさを増す
- 肉汁を吸収し、閉じ込める
- 肉を柔らかくする
以上の4点がその役目になります。順に見ていきましょう。
ハンバーグに入れるパン粉の役割1 つなぎ
普段、パン粉を使う時はまず牛乳に浸しますよね。牛乳をたっぷりと吸った状態のパン粉はふんわりしつつもベタつきが出ます。
このベタつきが接着剤のような役目をしてくれるのです。なので、他の材料である肉や玉ねぎがバラバラにならずに丸くてキレイなハンバーグの肉だねが作れます。せっかく作るんだったら、見た目もキレイなハンバーグを作りたいですよね。
ハンバーグに入れるパン粉の役割2 かさを増す
スーパーで選んでいてもお肉はお高く感じますよね。ハンバーグはお肉をたくさん使いますし、特に牛肉はよいお値段です…。なので、パン粉を使ってかさを増しましょう。
使うお肉を減らせますので、節約ができますよ♪かさを増すこともでき、ハンバーグをおいしくする役目が複数あるパン粉を最大限に活用しましょう!
ハンバーグに入れるパン粉の役割3 肉汁を吸収し、閉じ込める
パン粉を使うとおいしくなる理由をご説明していきます。肉汁がたっぷりと閉じ込められたハンバーグはとってもおいしいですよね。
焼きあがったハンバーグをお箸で割ると、肉汁がじゅわ~っと溢れてきます。私はハンバーグを最初に割ったときに出る肉汁を見るのが、毎回楽しみです♪
そんな肉汁がたっぷりと閉じ込められたハンバーグを作ろうと思ったら、パン粉は欠かせません。
肉だねに混ぜ込んだパン粉が水分や肉汁を吸ってくれるため、肉汁が外へ流れ出るのを防いで中に閉じ込めたままにできるのです。
ハンバーグに入れるパン粉の役割4 肉を柔らかくする
高級店で食べるハンバーグなら上質な脂がのったお肉を使っているかもしれませんが、普通にスーパーで買うようなお手頃な値段のお肉は少しお肉を柔らかくするための工夫が必要になります。
そこでパン粉の出番となります!
牛乳に浸した状態のパン粉ってべたつきますがふんわりとしていますよね。このふんわりとした状態のパン粉がハンバーグを柔らかくしてくれます。
ハンバーグにいれるパン粉の量はどのくらい?使わないとどうなる?
パン粉の量はどのくらい?
お肉200gに対して、パン粉10g程度がおすすめです。お好みの固さにするためにご自分でパン粉の量を調節してくださいね。
入れるパン粉の量が多すぎると肉の味が薄まってしまいますので気を付けてください。私は節約のためと思い倍以上の量のパン粉を入れて失敗をしてしまった経験があります…。
使わないとどうなる?
結論を言うとパサパサした食感になってしまいます。しかし、パン粉を使わないレシピも見かけますよね。その場合ですと、パン粉の代わりになるものを使っているのです。
なので、ハンバーグを柔らかく作るには何かしらのつなぎになるものが必要です。
ハンバーグレシピのパン粉に代用できるのはこれ!
ハンバーグを作ろうと思ったけど、パン粉を切らしていた…。そんなときでも大丈夫です!パン粉を使わなくても作れます。これから、パン粉の代用品になる材料をいくつかご紹介していきますね。
- 食パン
- おから
- お麩
- 小麦粉、片栗粉
食パン
細かくちぎって使いましょう。おすすめなのが冷凍した状態の食パンです。凍ってカチカチになった食パンは、すりおろし器を使えば細かくできます。
おから
何もする必要がなく袋から出して、そのまま使えるのが手軽でよいですね。おからは栄養価が高いのもうれしいですし、ヘルシーなハンバーグがつくれますよ。
お麩
お麩もパン粉と同じように使えます。袋に入れて麺棒で細かく砕くか、手で揉んで細かくして使いましょう。
お麩はパン粉よりも水分の吸収率がよいので、よりジューシーなハンバーグを作ることができます。
小麦粉、片栗粉
パン粉の代わりに使えるものが何も見つからない!そんなときでも大丈夫です。困ったときの最終手段に使いましょう。
この場合は、生地に混ぜ込むのではなくてハンバーグの形を整えた肉だねの表面に粉をまぶして使います。
粉が肉だねの水分を吸って肉だねをコーティングしてくれるので、肉汁が流れ出るのを防いでくれますよ。
まとめ
私も今まで深く考えずにパン粉を使っていましたが、今回調べてみて、パン粉が重要な役目を果たしてくれていたことがわかり納得かつスッキリしました。
そして、パン粉がないときでも他に代用品があるとわかり安心です。うっかりパン粉を切らしてしまうときって結構あるんですよね。今回ご紹介したパン粉の役目を意識しながら、おいしいハンバーグをぜひ作ってみてくださいね。