タコライスはどこの料理で何肉で作る？作り方で簡単なのはこれ！

タコライス、って美味しいけれど、不思議な名前ですよね。その他にもどこの料理なのか、どんな風に作るのかも案外わからなかったりします。ここではどこの料理なのか、またどの肉で作るのか、そして簡単な作り方などを紹介します。

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タコライスはどこの料理なの？

タコライスは沖縄の中部にある金武町の「パーラー千里」という店の創業者が考案された料理です。

その当時、米軍基地キャンプ・ハンセンの近くにお店があり、そこに来る海兵隊員たちにリーズナブルでボリュームのある料理を食べさせてあげたい、という創業者の思いからできた料理なのです。

今はもう、「パーラー千里」は閉店してしまいましたが、系列店が後にチェーン展開をして、沖縄にタコライスは広まっていきました。

そしてタコライスは今や沖縄のソウルフードとまで言われ、学校給食にも出てくるほどの人気です。日本全国各地にも広まり、東京にも専門店ができるほどになりました。

タコライスには疑問が多いですよね。1つずつ見ていきましょう。

タコライスの肉はタコミートと呼ばれ、牛ひき肉で作ります。

それに調味料やスパイスで味付けをするのですが、今は牛ひき肉にはこだわらず、豚ひき肉や合いびき肉、鶏ひき肉でも作られています。

家庭でタコライスを作る場合は、合いびき肉を使うことが多いですね。肉の種類にはこだわらず作っても、美味しくできるところが嬉しいですよね。

タコライスは白飯に味付けしたタコミート、レタスの千切り、トマト、チーズがのっています。最近では卵やアボカドなどをトッピングすることもあります。

これって「タコス」に似ていませんか？実はタコスの具をトルティーヤで包むのではなく、白飯にのせたものがタコライスなのです。

ですからタコ(タコス)＋ライスでタコライスになったんです。
ちなみにタコスは複数形なので、単数形のタコを料理名に使ったんですね。

なので残念ながら、タコは入っていません！

タコスはメキシコ料理ですから、タコライスにはその具がのっていると思いますよね。ところがメキシコ料理のタコスの具とはちょっと違います。

なぜなら沖縄にタコスを持ち込んだのが米兵だったから違うのです。

メキシコに近いアメリカ・テキサスではアメリア人好みのメキシコ料理テックス・メックス料理というのがあります。

タコスもこのテックス・メックス料理となり、それが沖縄の米軍基地でも食べられるようになりました。

これをヒントにタコライスが生まれたため、メキシコ料理のタコスではなくテックスメックス料理のタコスに似ているというのが正解になりますね。

タコライスの材料が分かれば、作るのはとっても簡単です。時間がない時でもごはんが炊ける間にぱぱっと作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。

とっても簡単！タコライス

【材料】

【作り方】

タコミートを作ります。フライパンにサラダ油をしいて、みじん切りの玉ねぎと合いびき肉を入れて炒めます。
肉に火が入り、玉ねぎもしんなりしてきたら、ケチャップ、ウスターソース、カレー粉、塩胡椒を入れて、味を整えます。
盛りつけます。器にごはんを入れてから、真ん中にタコミート、その周りに千切りのレタスを盛ります。そのあとはさいころ状に切ったトマト、さいころ状に切ったアボカドを散らして、タコミートの上にチーズと半熟卵をのせて、できあがり！

こちらは子供でも食べられるレシピです。
スパイスなどを買い足さなくても家にあるものでできるので、作ってみてください。