沖縄の定番であるゴーヤチャンプル!ゴーヤや肉など決まった具材で誰でも作ることができる料理ですが、炒める順番や作り方って決まっているのか気になったことはありませんか?ここでは、ゴーヤチャンプルの炒める順番、基本の作り方とおすすめのレシピについてご紹介します。
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ゴーヤチャンプルを炒める順番に決まりはある?
炒め物を作るとき、「炒めたら一緒だから」といって材料を一気に全部入れてしまうのはNGです。
炒め物を上手に仕上げるには材料をフライパンに入れる順番から大切になってきます。
レシピによっては若干作り方は変わってきますが、基本的には肉⇒野菜⇒卵の順番です。
ゴーヤチャンプルは特に作り方がシンプルなので、炒め方や順番が違うだけで味わいが大きく変わります。
ゴーヤチャンプルの基本の作り方は?
では、ゴーヤチャンプルの基本的な作り方についてご紹介します。簡単にできて、苦くなりにくい工夫もご紹介するので是非参考にしてみてください!
【材料(4人分)】
- ゴーヤ 1本
- 木綿豆腐 1丁
- 豚バラスライス 200g
- 卵 2個
- A 塩 小さじ1/2
- A 砂糖 小さじ2
- 醤油 小さじ4
- サラダ油 小さじ2
- ごま油 小さじ2
【作り方】
- まず豆腐の下ごしらえとして、キッチンペーパーや布巾などに豆腐を包み、1時間ほど重しをして水切りをします。水切りをしたら、適当な大きさに手でちぎっておきます。
- 次にゴーヤの下ごしらえです。ヘタを切り落として縦半分に切り、タネとワタを除いて2mm幅に切ります。ゴーヤをボウルに移してAの調味料(塩小さじ1/2、砂糖小さじ2)を混ぜ合わせ、5分ほど味をなじませます。
- 豚バラ肉は3~4㎝幅に切り、塩とこしょう少々を振ります。
- フライパンに油(小さじ2)を入れて中火にかけ、熱くなれば豆腐を入れます。両面に軽く焼き色がつくまで焼いたら、一度バットなどに取り出します。
- ④のフライパンにごま油小さじ2を入れ、ゴーヤを中火で軽く火が通るまで炒めます。透明感が出るくらいでOKです。軽く火が通ったらゴーヤもいったん取り出します。
- ⑤のフライパンに豚バラを入れ、さっと両面を焼き色が全体的に変わってくれば豆腐とゴーヤを戻し入れます。中火で全体をさっと炒め合わせ、塩コショウで味をつけます。
- 溶き卵を全体に流し入れ、炒めます。
- 仕上げの調味料(醤油小さじ4)をフライパンの淵からまわしかけ、さっと炒め合わせたら完成です。
- ゴーヤを炒める時だけごま油を使うと、ゴーヤの苦みも食べやすく、食欲そそるゴーヤチャンプルに仕上がります。
- ゴーヤをフライパンに入れる時は、ゴーヤから出た水分は捨てて、ゴーヤは洗わずにそのまま入れます。
- 卵を入れた後10秒ほど待つと、卵が細かくなりすぎず、肉やゴーヤなどの具材に卵がしっかりと絡んで固まってくれます。
ゴーヤチャンプルのおすすめのレシピをご紹介!
ここではゴーヤチャンプルのおすすめのレシピをご紹介します。具材を少し変えたりするなど、ひと手間加えるだけでゴーヤチャンプルも色々アレンジができます!
おすすめレシピ① 鶏むね肉とゴーヤのチャンプル風炒め
【材料(4人分)】
- 鶏むね肉 2枚(560g)
- 塩コショウ 少々
- 片栗粉 大さじ1
- ゴーヤ 1本
- 長ネギ 20㎝
- 溶き卵 2個分
- A 白だし 大さじ2
- A 水 大さじ2
- A みりん 小さじ2
- A 塩 少々
- 削り節 4g
- ごま油 大さじ1
【作り方】
- 鶏肉は一口大のそぎ切りにして塩、こしょうを振り、片栗粉をまぶします。
- ゴーヤはタネとワタを取り除き、2㎜幅に切ります。
- 長ネギは斜め薄切りにします。このときAの調味料は混ぜ合わせておきます。
- フライパンにごま油を熱して鶏肉を炒め、火が通ったらバットなどに取り出します。
- ④のフライパンで長ねぎ、ゴーヤを炒めしんなりしてきたら鶏肉を戻しAを加えて混ぜ合わせます。
- 溶き卵を回し入れ、火を止め余熱で卵が固まるまで炒め、削り節を混ぜれば完成です。
鶏むね肉は、皮と脂をとるのでカロリーを抑えるのでヘルシーです。女性にはうれしいですね!
またお豆腐の入ったゴーヤチャンプルよりも食べ応えがあるので、食べ盛りの子供にもうれしい料理になります。さらに鶏むね肉でタンパク質をたくさん取ることができますよ。
おすすめレシピ② ゴーヤ×豚肉の味噌炒め
【材料(4人分)】
- ゴーヤ 1本
- 人参 6㎝
- 豚バラ肉 200g
- 米油 大さじ1
- A 味噌 大さじ2
- A みりん 大さじ2
- A 醤油 小さじ2
- A 砂糖 小さじ2
【作り方】
- ゴーヤは縦半分に切ってタネとワタを取り、2㎜幅の薄切りにします。人参は薄い半月切りにします。
- 豚バラ肉は5㎝幅に切り、酒と塩少々をもみこみます。
- フライパンに豚バラ肉を広げ、こんがり焼けたらいったんバットなどに取り出します。
- フライパンをペーパーできれいにふき取り米油を熱し、野菜を炒めます。
- 野菜がしんなりとしたら豚肉を戻し入れ、混ぜたAで調味します。
ゴーヤと人参、豚バラ肉をさっと炒めるだけの時短レシピで、米油でいためると油っぽさがおさえられるので食べやすい炒め物になります。
味噌味をベースにして、砂糖とみりんで少し甘めに味付けがしてあるので、子供も食べやすい料理になっています。
いつものゴーヤチャンプルを味噌味にするだけで、味に変化ができ、ご飯が進む一品になります。
おすすめレシピ③ ゴーヤ×えびの冷麦チャンプル
【材料(4人分)】
- ひやむぎ(乾麺)400g
- ゴーヤ 320g
- バナメイエビ 16尾
- 玉ねぎ 160g
- A だしの素 小さじ4
- A しょうゆ 小さじ8
- A みりん 小さじ8
- A こしょう 少々
- サラダ油 適量
【作り方】
- 玉ねぎを薄切りにして、ゴーヤはタネとワタを取り、薄い半月切りにします。エビは尻尾を残して殻をむき、背ワタをとります。
- 冷麦は袋に書いてある時間より気持ち短めに茹で、流水で洗ってぬめりを取り、水気を切ります。
- 油をひいたフライパンにエビを入れ、こんがりと焼き、いったんバットなどに取り出します。
- ③のフライパンに油を少し足し、玉ねぎ、ゴーヤの順に入れ、しんなりするまで炒めます。
- 冷麦とエビを入れ、Aの調味料で味付けをしたら完成です。
麺は固まりやすいので、ゆでたらすぐ調理、そして早めに食べちゃいましょう。
このレシピは、そうめんチャンプルとゴーヤチャンプルのミックスレシピです。エビをいれることで色どりもきれいになり食卓が華やかになりますね。
冷麦やそうめんが余ったときのリメイクレシピとしても使えるので是非お試しください!
多めに作ってがっつり夕食に食べるも良し、これなら一品でも済むのでランチで食べるのも良しです。
まとめ
ゴーヤチャンプルーに限らず、炒め物は肉⇒野菜⇒卵の順番で炒めると覚えておくとよいです。
ゴーヤチャンプルーの基本の作り方を覚えておけば、ちょっとしたアレンジでバリエーションが増えるのでぜひ試してみてください。
ゴーヤが苦手な人も、あまり食べないという人もご紹介したレシピなら苦みも少なく、食べやすいのでぜひお試しくださいね。