アジフライは手間と時間がかかりますが、冷凍のアジフライがあればとっても簡単に食べることが出来ますよね。けれども加熱の仕方によって美味しさも変わってしまいます。
ここでは冷凍アジフライの揚げ時間やどっち側から揚げるのか、また揚げないでも食べられるのか、をお話しします。
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アジフライ冷凍の揚げ時間はどのくらい?温度は?
冷凍のアジフライの揚げ時間は、約7~10分かかります。
油の温度はその時によって変わるので、揚げ方と一緒に順に説明します。
- フライパンにアジフライがかぶるくらいの油を入れます。
- 油にアジフライを入れてから、火をつけます。火加減は強火にします。
- 温度が180℃くらいまで上がったら、中火にして1分くらい揚げます。
- アジフライから出る泡が小さくなってきたら、反対側に返します。
- 反対側も泡が小さくなるまで揚げます。
- 最後に強火にして200℃くらいでさっと揚げて、きれいなきつね色になったら油から出します。
- 油をきったら、できあがり!
温度の目安は菜ばしを入れて判断します。
180℃くらいになると菜ばし全体から小さめの泡が出てきます。
200℃になると菜ばしから出る泡は大きく、勢いよく出てきます。
- アジフライは火をつける前に入れます。そうすることで味や風味を損なわず、油はねの心配がなくなります。
- フライパンに一度にたくさんのアジフライを入れないようにします。温度が低いとカラッと揚がりません。
- 触りすぎるとアジフライの衣がはがれやすくなるので最小限にしましょう。
アジフライはどっちからあげるの?理由は?
アジフライを揚げる時に、皮の方から揚げるか?身の方から揚げるかなんて考えたことのある人は少ないかもしれません。
しかし、揚げる時は皮の方を上にして、身の方から油に入れます。
理由はアジは皮と身の間に脂が多くあり、皮の方から入れると脂が焦げやすくなるからです。そして先に皮の方に火が入るので、身が引っ張られて反ってしまいます。
ちょっとしたことですが、美味しく揚げるために気にしてみてくださいね。
冷凍アジフライを揚げないで食べる方法は?
アジフライは食べたいけれど、疲れていて今日は揚げたくない…そんな日もありますよね。冷凍のアジフライは揚げずに食べる方法はいくつかあります。
ノンフライヤーなどがあれば1番いいのですが、どの家庭にもあるわけではないので、今回はフライパン、オーブントースター、魚焼きグリルの方法を紹介します。
冷凍アジフライを揚げないで食べる方法①フライパンで揚げ焼き
焼く時よりも多めの油を使って、揚げ焼きをします。このとき必ず、冷凍のアジフライには両面に油を染み込ませてから火をつけます。
揚げる時と同じような要領ですが、油の温度が上がってから焼く時間が少し長くなります。
焦げてしまわないように、様子を見ながら焼いてください。揚げる時よりも少ない油の量でできるので、ちょっと楽になります。
冷凍アジフライを揚げないで食べる方法②オーブントースターで焼く
あらかじめ冷凍のアジフライは解凍しておきます。冷凍のままだと表面だけ焦げて、中は凍っていた、ということもあります。水分が出たらクッキングペーパーなどでとっておきましょう。
天板にクッキングシートやアルミホイルをしいて、両面に油をかけたアジフライをおいて焼きます。
焼き上がりの目安は7~8分ですが、途中裏返したり、焦げそうなときはアルミホイルをかぶせたりするので、様子をみてください。
こちらはフライパンと比べると油も少なくヘルシーで、後片付けも楽ですね。
冷凍アジフライを揚げないで食べる方法③魚焼きグリルで焼く
オーブントースターと同じ要領で、魚焼きグリルで焼くこともできます。魚焼きグリルはオーブントースターよりもやや火が強くなりやすいので、弱火で6分くらい焼きます。
オーブントースターと同じで焦げやすいので、焦げそうなときはアルミホイルをアジフライの上において、完全に中まで火が通るようにしましょう。
オーブントースターと魚焼きグリルにはムラなく油がつけられると焼き上がりがきれいになります。クッキングペーパーに油を染み込ませて、ポンポンと塗るのもいいですし、オイルスプレーがあれば便利ですよ。
電子レンジで簡単にできないの?と思いますが、電子レンジだけでは仕上がりが固くなってしまいます。電子レンジで解凍して、オーブントースター又は魚焼きグリルとダブル使いで仕上げましょう。
まとめ
冷凍アジフライの揚げ時間や温度はいくつかのポイントがあるので、そこを抑えて上手に揚げてください。生のアジフライとは違うので気を付けてくださいね。
冷凍アジフライを揚げないで食べる方法は3つご紹介しましたが、多少油を使うことでカリッと仕上がります。油を使わないと温度も上がりませんし、食感も悪くなりますので、油をムラなくつけられると上手くできます。
最初はもしかして難しいかもしれませんが、自分に合った方法を見つけてみてください!