カツオのたたきって美味しいですが、付け合わせは何が良いのかとか迷いますよね。
また、カツオのたたきは付け合わせや盛り付け方によって、さらに美味しく食べることができるんです。
ここでは、カツオのたたきの付け合わせや盛り付け方、人気のレシピをご紹介します。
Contents
カツオのたたきの付け合わせは何が良い?
カツオはとても栄養が豊富な魚です。
タンパク質が豊富で、アジやイワシの1.5倍も含まれています。
また、ビタミンB12や鉄分がたくさん含まれていて貧血の改善などにも効果があります。
ですが、鉄分は水に溶ける性質があるので茹でると栄養が流れ出てしまいます。
カツオはたたきとして食べるのがいちばんおすすめです!
では、カツオのたたきの付け合わせはどんなものが良いのか、ご紹介します。
カツオは血合いの部分にたくさん栄養が含まれていますが、生臭いと感じる方も多いと思います。
たくさんの薬味を使うことで生臭さを消すことができます!
中でも柚子やすだちなどの柑橘類や梅干しに含まれるクエン酸は、鉄分の吸収をよくする働きがあります。
また、ニンニクやネギはビタミンの吸収をよくする働きがあります。
カツオのたたきは高知県の郷土料理ですが、高知では生のニンニクの薄切りと塩で食べます。
カツオ本来の美味しさをニンニクが引き立ててくれます。
ぜひ、お試し下さい!
他にも、ミョウガや生姜、ねぎ、大葉など香りの強い薬味はカツオの臭みを消してくれるのでお好みで組み合わせてみて下さい。
変わり種ですと、オリーブオイルを使って洋風にするのもおすすめです!
オリーブオイルの香りでカツオの臭みを和らげます。
簡単にレシピをご紹介します。
材料
オリーブオイル
ニンニク
塩
レモン汁
混ぜてかけるだけです!
付け合わせにオニオンスライスなどと一緒に食べるのがおすすめです。
香ばしいカツオのたたきと相性抜群です。
実はカツオは1年に2回旬の時期があります。
春の4〜5月と秋の8〜9月です。
春のカツオは「初カツオ」
秋のカツオは「戻りカツオ」と呼ばれています。
それぞれ違う味わいがあり相性の良い付け合わせも変わってきます。
それぞれご紹介します。
初カツオ
こちらは春になると、高知県沖の黒潮を北上していきます。
戻りカツオに比べるとさっぱりした味わいです。
薬味をたっぷり載せて食べたり、オリーブオイルなどを使用するのがおすすめの食べ方になります!
戻りカツオ
秋になると北上して行ったカツオが南に向かって戻ってきます、それが戻りカツオです。
戻りカツオは脂が乗っていてこってりとした味わいで「トロカツオ」とも呼ばれるほどです!
戻りカツオはシンプルにニンニクや塩で食べるのがおすすめです。
ぜひ、季節によっても付け合わせを変えてみて下さい!
カツオのたたきの盛り付け方法は?簡単見栄えさせるには?
カツオのたたきを包丁で切る時、崩れやすいのですが崩れにくくなるコツがあります!
ポイントは2つあります!
1つ目は、少し凍らせておく!
表面が少し凍るくらい冷凍をします。こうすると切る時に崩れにくくなるのでおすすめです。
また、暑い夏などには冷え冷えのカツオのたたきがとっても美味しいです!
2つ目は、皮を上に!
切る時に皮の面を上にして切ると崩れにくくなるのでぜひ試してみて下さい。
また、切る時は分厚めに切ると盛り付けの時に扱いやすく、見栄えも良くなります。
大体、1.5〜2cmくらいがおすすめです!
盛り付けるときのポイントは、まずお皿も冷やしておきましょう!
そこにカツオを並べていきます。
カツオを並べる時には皮が見えるように並べると見栄えが良くなります。
そして、お好みの薬味をたくさん散らして下さい!
カツオのたたきは豪快に盛り付けるのがおすすめです。
お皿の余白を埋めるように盛り付けるのがコツです!
また、玉ねぎのスライスはタレをかけると水分が抜けてしまい、カツオのたたきが水浸しになってしまうので注意が必要です。
カツオをお皿の周りに置き、玉ねぎは中央に置くという方法がおすすめです。
または、玉ねぎの水気をよく絞ってからお皿に置き、大葉を敷いてその上にカツオを並べます。
こうすることで、カツオが水浸しになるのを防ぐことができますのでぜひ試してみて下さい!
ちなみに、カツオのたたきの「たたき」ってどういう意味だかご存知ですか?
諸説ありますが、昔まだ塩やたれが高価でなかなか手に入らなかった頃、少しの調味料でカツオにしっかり味がつくように塩やタレをすり込み、手や包丁の背で叩いて味をつけたという由来があります。
カツオのたたきのレシピで人気なのはコレ!
カツオのたたきのレシピをご紹介します。
材料
カツオの柵(皮付き) 200g
塩 少々
油 小さじ1
お好みの薬味 たくさん
ポン酢 適量
作り方
- 冷蔵庫で冷やしておいたカツオの皮面に塩を振る
- フライパンに油をひき、カツオの皮面から焼く
- 他の面も焼き表面が2mmほど白くなるまで焼く
- 氷水にサッとくぐらせ、キッチンペーパーで水気をとる
(時間があればここで少し凍らせると切りやすくなります) - カツオを1.5〜2cm幅に切る
- お皿にカツオ、薬味、ポン酢をかけて完成!
家でも簡単に美味しくカツオのたたきを作ることができますのでぜひ作ってみて下さい!
まとめ
カツオはとっても栄養が豊富な魚です。
その栄養をうまく体に取り入れる手助けをしてくれるのが薬味です!
盛り付けも豪快に!
カツオは1.5〜2cmに切るのがポイントです!
ぜひたくさんの薬味と召し上がってみて下さい。