白菜を保存する時、わざわざ切るのは面倒なので、丸ごと保存してしまいたいですよね。
では、白菜を丸ごと保存する場合、保存方法については、切ったものとは違うのでしょうか。
ここでは、白菜を丸ごと保存したい場合、ぜひ知っておきたい基礎知識をまとめました。
又、「白菜を干して保存する」という形の保存方法についても触れていきます。
Contents
白菜保存丸ごとだとどうする? 切ったものとは違う?
基本的に白菜は、切って保存するよりも、丸ごと保存した方が良いと言われています。
なぜかと言うと、丸ごと保存した方が傷みにくく、その分、長く日持ちするからです。
切って保存すると、切り口から雑菌が入りやすくなり、そこから傷んでしまうのですね。
なので、白菜を保存する時は、できれば丸ごと保存するという形が理想ですよ。
白菜を丸ごと保存する場合のポイント!
では、白菜を丸ごと保存する場合に知っておきたい、ポイントについてお話します。
白菜を丸ごと保存する時は、寒い環境が理想なので、冷蔵庫に入れて保存しましょう。
常温で保存しても大丈夫なのですが、暖かい日は冷蔵庫で保存してくださいね。
ちなみに、冬の寒い日であれば、常温の環境で保存しても大丈夫ですよ。
そして、白菜を丸ごと保存する時は、その白菜をまずはキッチンペーパーでくるみます。
次に、その上から白菜を新聞紙でくるみ、寝かせず、立てた状態にして保存します。
このような形で保存すると、白菜の内側の鮮度がキープされて、味が劣化しません。
白菜の保存期間はどのくらい?
先ほどお話したような形で保存すれば、白菜は3~4週間日持ちさせることができます。
なので、適切な保存方法で保存し、できるだけ長く食べられるようにしたいものですね。
ちなみに、丸ごと保存した白菜は、一気に使ってしまうことが難しいと思います。
このような場合は、まず、乾燥して色が変わった外側の葉だけを取り除いてしまいます。
そして、使う分だけの葉を取り外し、その後はもう1度残りを包んで、冷蔵庫に入れましょう。
それまで常温保存していたとしても、1度使ってしまったら、冷蔵庫に入れた方が良いでしょう。
このように保存しながら白菜を少しずつ使えば、3~4週間くらい日持ちしますよ。
但し、残りの白菜を切ってしまった場合は、その瞬間から傷みやすくなります。
これを長持ちさせるためには、冷蔵庫ではなく、冷凍室に入れて保存してください。
白菜を冷凍保存した場合も、3~4週間くらい日持ちするので、思ったよりも長く使えます。
白菜の保存で干すと良いってどうやるの?何が良いの?
さて、白菜を保存する場合、「干すと良い」という話もよく聞きます。
そこで、白菜を干して保存する場合の基礎知識をお話していきます。
白菜を干すためには、「干しかご」と呼ばれるかごか、もしくは、ざるを用意します。
ちなみに、干しかごもざるも、100均やホームセンターで安く買うことができます。
次に、白菜の葉を1枚ずつバラバラにするか、白菜の1玉を4~6等分くらいに切ります。
どちらの形にして干すかは、あなたの好みで全く問題ありません。
そして、それを干しかご・ざるに置き、数時間以上もしくは2~3日間、日向で干しておきます。
できれば、葉の表も裏も、まんべんなく日光に当てて干すようにしてください。
このように白菜を干しておくことで、水分が抜けて、白菜の甘みが濃厚になると言われています。
そして、甘みだけでなく、旨みも濃縮されるようになるので、よりおいしくいただけるようになりますよ。
特に、漬物や鍋などに使う時は、生の白菜よりも、干した白菜の方がおいしく感じられます。
まとめ
白菜は、切らずに、丸ごとキッチンペーパーと新聞紙にくるんで、立てて保存します。
このような形で、冷暗所や冷蔵庫に入れて保存すれば、3~4週間くらい日持ちしますよ。
1度切ってしまうと傷みやすくなるので、切った後は、冷凍保存してくださいね。
又、白菜は、干しかごやざるを使って、干して保存する形もとてもオススメです。
白菜を干して保存すると、甘み・旨みも濃厚になるので、よりおいしくなりますよ。