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パウンドケーキの粗熱はどれくらいとれば良い?切るタイミングや食べごろは?

パウンドケーキはベーキングパウダーなしだと膨らまない?代用できるものや入れ忘れたときはどうする? パウンドケーキはべーキングパウダー無しでは膨らまない? 代用品や入れ忘れたどうすればいい?

パウンドケーキは粗熱をとってって言われるけど、それってどのくらいとか細かいところが気になったりますよね。パウンドケーキはとっても簡単だけど、出来た後の扱いで味にも影響があります。
今回は粗熱はどれくらいとれば良いか、切るタイミングや食べごろをご紹介します。

パウンドケーキの粗熱はどれくらいとれば良い?

パウンドケーキの粗熱はどれくらいとれば良い?切るタイミングや食べごろは?みなさんはパウンドケーキの粗熱をとる方法や時間はどうしていますか?
実はパウンドケーキというのは粗熱のとり方で食べるときのおいしさ・食感が変わってしまいます。

今回は焼き型を使う場合の粗熱のとり方について2種類ご紹介します。

型のまま粗熱をとる方法

こちらの方法はパウンドケーキの側面がしっとりしているのが好きな人におすすめな方法です!

  1. パウンドケーキが焼けたら型のまま室温で10~15分置いておく。
  2. その後、型から外してビニール袋に入れて粗熱が取れるまで置いておく。

とっても簡単ですよね。ただし注意してほしいことがあります。
それは、パウンドケーキを型に入れたまま長時間置いてしまうと蒸れてしまいます

また、型に入れておくことで熱がパウンドケーキに加わっていきますので焼き上がりの時点で火がかなり通っている場合は、型のまま置いておく時間をへらしておくといいかもしれませんね。

網の上で粗熱をとる方法

こちらの方法は先ほどと違い、パウンドケーキの側面がカリッとした食感になります!

  1. パウンドケーキが焼けたら型からすぐに外す。
  2. 粗熱がとれるまで網の上にパウンドケーキを置いておく。

こちらの方法でも長時間置いておくことはあまり良くありません。
パウンドケーキの粗熱がとれるとき、一緒にパウンドケーキから水分も抜けてしまうのでパサパサになってしまいます。

それぞれの好みによって粗熱のとり方を使い分けてみるいいですよ!

ちなみに粗熱がとれたかどうかの目安としては人肌程度と覚えておきましょう!

保存方法

ここまで、パウンドケーキの粗熱のとりかたについて2種類ご紹介しましたが、粗熱をとった後の保存方法についてご紹介します!といっても保存方法は粗熱のとり方と違い、同じ方法でOKです。

  • 粗熱をとったパウンドケーキをサランラップでしっかり包んで常温で保存する。

保存期間についてですが、室温15℃程度ならば1週間は常温で保存できます。

室温25℃程度の場合は当日のみ常温でパウンドケーキを落ち着かせ、次の日に冷蔵庫で保存しておくと安心です。

パウンドケーキは置いておけば置いておくほど美味しくなりますよ!

パウンドケーキを切るタイミングはいつ?

みなさんはパウンドケーキの粗熱をとる方法や時間はどうしていますか?

実はパウンドケーキは切るタイミングを少し変えると食感も変わります。

パウンドケーキは切ってしまうと、切った断面から水分が抜けて乾燥してしまい、パサパサした食感になってしまいます。

そのため、食べる直前に切るとパサパサさずにしっとりした食感のまま食べられます。

ただし、焼いた当日に食べたい場合は粗熱が取れたら切り分けましょう。
このときはフワフワした食感が楽しめます。

食感の違うケーキを楽しめるのも手作りならではですよね!

パウンドケーキの食べごろはいつなの?

みなさんはパウンドケーキの粗熱をとる方法や時間はどうしていますか?

結論からいうとパウンドケーキの食べごろは焼いてから3日目がおすすめです!
それではその理由についてご紹介します。

それはパウンドケーキの生地に含まれる水分量とバターがポイントです。

パウンドケーキは時間が経つことで水分が程よく抜けます。更にバターがパウンドケーキ全体になじみ、お店で売られているようなしっとりした食感になります。

パウンドケーキを焼いた当日は水分によるしっとり感です。

しかし、時間が経つにつれ、バターの酸化が進み、バターの油分がなじむことで水分ではなくバターによるしっとりした食感になるのです。

元々、生地には多くの砂糖、バターが使われているため、パウンドケーキは長期間保存が可能です。

そのため、プレゼントやお客様に出す予定がある場合は、予定の3日前から作り、サランラップでしっかり包んで当日まで保存しておくと、ベストな状態で食べてもらえるのでおすすめです!

まとめ

パウンドケーキはイギリス発祥のお菓子です。
昔は様々なドライフルーツを贅沢に使っていたそうです。

また当時はウエディングケーキとして作られていました。
そのため現在でも引き出物や内祝でも人気があります。

材料はバター、砂糖、小麦粉、卵を1ポンド(454g)ずつ使うためパウンドケーキと呼ばれているそうです。

それぞれの材料を同じ分量で混ぜるとできるのでお菓子つくりの敷居があまり高くないので初心者の方もチャレンジしやすいですよね。

ただしそのときは次のポイントを押さえておくと更に美味しいパウンドケーキが作れると思いますので是非参考にしてみてくださいね。

  • 粗熱のとり方
    ①しっとり感が好きな人:パウンドケーキを型のまま10~15分置いてその後、型を外してビニール袋で包み置いておく
    ②カリッとした食感が好きな人:型からすぐに外して網の上で粗熱をとる
  • パウンドケーキを切るタイミング
    食べる直前
  • パウンドケーキの食べごろ
    焼いてから3日後がバターの香りが濃くなりしっとり感がでるためおすすめ!