ふわふわの生クリームに包まれたケーキ♪ いつも幸せな気分にさせてくれますよね。
でも、赤ちゃんって このおいしい生クリームを食べられないんです、、、。
では、大人のケーキをいつから赤ちゃんは食べられるのでしょうか?
今回は、この「大人のケーキはいつから?」と「赤ちゃんが生クリームを食べてはダメな理由」、そして「赤ちゃん用に生クリームの代用になるもの」についてご紹介します。
Contents
大人のケーキはいつから食べられるの?
赤ちゃんが大人のケーキを食べてはダメなことは冒頭でお伝えしましたが、では何歳からなら食べて良いのでしょうか?
その答えは、、、離乳食が完了した2歳から食べてOKです!
ちなみに1歳半では、ケーキのスポンジ部分のみであれば食べてもOKです♪
でも与える量は、もちろん少量にしておきましょう。
アレルギーの問題もありますので^^;
生クリームを赤ちゃんがダメな理由はこれ!
大人にとってはなんでもない生クリームですが、赤ちゃんにとっては安全とは言えない食品なんです。
その理由には2つあります!
- 赤ちゃんが油をうまく消化できないから
- 牛乳アレルギーを起こす恐れがあるから
まずは1つめの理由から詳しく見ていきましょう♪
生クリームを赤ちゃんがダメな理由① 消化不良をおこす
生クリームは油に分類されていて、もしこれを赤ちゃんが食べてしまった場合、おなかを壊して下痢を起こしてしまうことがあります。
大人は消化器官が発達しているため、食べた油をうまく消化することができます。
でも、赤ちゃんの消化器官(胃と腸)はまだまだ未熟!生クリームは赤ちゃんにとって消化の負担となる食品なんです。
生クリームを赤ちゃんがダメな理由② アレルギーをおこす
生クリームのパッケージの裏面をよく見てみると、、、原材料のところに「クリーム、生乳」と書いてあったり、原材料の表記がない代わりに「乳成分○○%」と書いてあったりします。
つまり、生クリームは牛乳からできているんです!
今はアレルゲン表示が義務づけられているため、生クリームのパッケージにも赤字で大きく「アレルゲン 乳成分」と書かれています。
もし、牛乳アレルギーのある赤ちゃんが生クリーム付きのケーキを食べてしまった場合、一体どうなるのでしょうか?
症状として
- じんましん
- 皮膚の赤み
- 吐き気
- 下痢・嘔吐
- アナフィラキシー
などが報告されていて、アレルギー源(この場合は生クリーム)を口にしてからすぐに症状が出ることもあれば、数時間たってから現れることもあります。
この中で一番こわいのは、アナフィラキシー!!
生クリームを口にしたことで急に呼吸困難になって、救急車で運ばれたりします。これは命にもかかわりますね、、、。
大人から見れば、生クリームで包まれたおいしいケーキを赤ちゃんにもあげたくなります♪
でも、与える前には牛乳アレルギーがあるかないかを必ず把握してから与えるようにしましょう。
赤ちゃん用に生クリームに代用できるのはこれ!
赤ちゃんに生クリームを与えてはダメ!なことは分かりましたが、お誕生日にはケーキでお祝いしてあげたくなると思います♪
そこで!ここでは生クリームの代わりとなる赤ちゃん用のクリームを2つ ご紹介します。
- 豆乳クリーム
- さつま芋クリーム
まずは、豆乳クリームの方から見ていきましょう。
赤ちゃん用 生クリームの代用品① 豆乳クリーム
牛乳以外のミルクと言えば、やっぱり豆乳です。
豆乳クリームを生クリームの代わりに使えば、牛乳アレルギーをもつ赤ちゃんにもOKなケーキ用クリームに仕上がります♪
作り方は簡単!下記をご覧ください。
【材料】2人分 無調整豆乳 200ml しぼったレモン果汁 大さじ2 さとう 大さじ1
【作り方】
- 分量の豆乳、さとうをボウルに入れて混ぜる。
- レモンをしぼり、①に加えてよく混ぜる。
- キッチンペーパー2枚をざるに敷く。その下に受け皿をセットする。
- キッチンペーパーの上に②を流し入れる。
- 数時間、冷蔵庫の中に入れておく。
これで完成です♪材料を混ぜて冷蔵庫の中に入れておくだけで、さっぱりした豆乳クリームができ上がります^^
赤ちゃん用 生クリームの代用品② さつま芋クリーム
さつま芋も生クリームの代用としておすすめな食材です♪
材料となる「さつまいもの裏ごし」が少し面倒ですが、赤ちゃんにも安心なほんのり甘いケーキ用クリームに仕上がります。
作り方は下記の通りです♪
【材料】2人分 さつま芋 200g 無調整豆乳 150cc さとう 大さじ1 塩 少々
- さつま芋を1cmくらいの輪切りにして、10分ほど水にさらす。
- ①を鍋に入れて、中火で水から茹でる。
- さつま芋に火が通ったらザルにあげて、ヘラでこす。
- 鍋に③、豆乳、さとう、塩のすべての材料を入れて、中火にかける。
- グツグツしてきたら焦げないように、ゴムベラで混ぜつづける。
- 固まってきたら弱火にして混ぜつづけ、好きな固さで火を止める。
これでさつま芋クリームの完成です♪少し手間がかかりますが、その分おいしさが倍増すること間違いありません^^
まとめ
今回は「赤ちゃんはいつから大人のケーキを食べていいの?」から、「赤ちゃんが生クリームを食べてはダメな理由」、そして「赤ちゃんのための生クリームの代用品」についてご紹介しました。
赤ちゃんが大人のケーキを食べ始めて良いのは、離乳食が終わった2歳ごろからでしたね。
そして、赤ちゃんが生クリームを食べてはいけない理由は、赤ちゃんが消化不良を起こす可能性があることが一番の理由でした。あとは、牛乳アレルギーの問題もあります。
赤ちゃん用の生クリームの代わりとして、今回は「豆乳クリーム」と「さつま芋クリーム」をご紹介しました♪
赤ちゃんのためにもおいしく、そして安全なケーキを一緒に楽しみましょう^^