果物

梅(うめ)/Ume(Japanese plum)/

5月~6月
保存方法 新聞紙などに包んで涼しい場所で保存。
栄養価 有機酸(クエン酸など)、ビタミンE
主な産地 和歌山県(約8割)、群馬県
主な種類 南高梅、小城、白加賀梅

正しい梅の選び方

梅の選び方ですが、梅を何に利用するかでも変わってきます。

用途別におすすめの梅はこれ

  • 梅酒…青梅~完熟梅まで使える。一般的には青梅が使われる。
  • 梅干…ある程度熟した黄色いものから完熟の梅まで使える。カリカリ梅にしたい場合は青梅を使う
  • ジャム、梅シロップ…梅酒と同じで青梅~完熟梅まで好みで選ぶ。見た目で選ぶなら青梅、香りを選ぶなら完熟よりが良い。

青梅の選び方

  • 傷や変色がなく綺麗なもの
  • 粒の大きさは揃っている
  • 果肉が引き締まって固いもの

熟している梅の選び方

熟した梅を選ぶ場合は木で熟して収穫されたものが良い。

青梅を収穫後に追熟させたものは、香りが弱くなる事、傷やシミの様な斑点が出ていたりするので避ける。

梅はなんといっても香りが大事です。
選ぶ際に香りをチェックするのを忘れないでください。

梅の正しい保存方法

梅は追熟する果実です。

用途に合わせて使いたい熟し度で購入していると思うので、購入後はできるだけ早く加工するのがおすすめです。

また冷蔵庫に入れると低温障害を起こしてしまうので、保存する場合は新聞紙などに包んで涼しい場所に置くようにしましょう。

冷凍保存する場合はあく抜きを…

梅は冷凍することも出来ます。

冷凍することで梅の繊維が壊れて美味しくなるとわざと加工前に冷凍する事もあります。
が…そのまま冷凍してはダメ!

梅を水に浸けてあく抜きをしてから冷凍するようにしましょう。

梅の加工前にする下準備

梅は加工する前にあく抜きを忘れずにしてください。

特に熟していない青梅などはアクが強いです。
熟す過程で少しずつあくは弱くなり、完熟梅はあく抜きしなくてOKです。

青梅で2~4時間、小梅や黄色い梅で1時間程度水につければ完了です。

また、あく抜き後に梅の実がが木にぶら下がっていた部分(へた)を取り除きます。
これをやらないと出来上がりにえぐみが出るので注意しましょう。